NHKスペシャル デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~
投稿日時: 11月 10, 2008 カテゴリー: NETWORK, TV, WEB | Tags: INTERNET, NHK, TV 1件のコメント »NHKスペシャル デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~
http://www.pandora.tv/my.kozuk/33621040
昨晩放映されたNHKスペシャル「デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~」興味深く拝聴させてもらいました。デジタル世代とアナログ世代、新しいビジネススタイル、新しいグローバルネットワーク、3つのドキュメントストーリーを通して、物心ついた頃からインターネットに触れてきた新世代を紹介していました。
最終的な結論に「ネットが悪だ」とか「だからリアルな世界が大事なんだ」とか、既存の価値観に無理矢理落とし込んでいない番組作りに「拍子抜け」してしまっていた自分は、今のマスコミに毒されすぎなのかもしれないです。
逆に、淡々としたドキュメントに終始していて、これ見ておじいちゃんおばあちゃん達は何も感じないのだろうし、ネットに親しんでいる人たちは、僕も含めて「俺、知ってるもん」って思うだけなんだろうなと予想。みなさんどうでしたか?
1)デジタル世代とアナログ世代
一つ目の話では、若者(デジタルネイティブ)では「現実とネットを区別しない」「情報は無料と考える」「年齢・肩書き・所属を重視しない」。デジタルとアナログの2つが融合する世界で生きている・・・とな。これは誤解を生む説明の仕方だと思う。正確には「情報宇宙の一部が物理宇宙」であることの一つの側面として、デジタルとアナログが同じ次元に存在しているのであるから、デジタルネイティブは「現実とネットを区別しない(時もあるし、明確に区別する時もある)」「情報は無料と考える(時もあるし、価値を持つ情報はより価値を持つ)」「年齢・肩書き・所属を重視しない(面もあるが、単純な肩書きが一人歩きする側面も必ず存在する)」、と本当は理解すべきなんだと思うよ。いやあ、理屈っぽいねおいらも。
2)新しいビジネススタイル
2つ目の話は[はてな]の話。ITベンチャーの中でも、すべてが株式公開を前提としていないんだという事を強調している。ここで誤解されやすいのは、そういうITベンチャーは以前からも存在するし、逆に今の時代でも株式公開して資金を調達するITベンチャーが悪いわけでもないと思う。小さい規模でいくつかの太い顧客を持って細く長くやって行く企業もあれば、自分で株式公開せずにも、スタートアップから事業売却をゴールに持つベンチャーがあってもよかろう。もちろん、ITベンチャー企業を「安く買って高く売る」ビジネスをしている人達もいる。単純にITベンチャーと言っても他業種と同じでいろいろあるぜ、ということなんだが。NHKを見ているおじいちゃんおばあちゃんはわかってくれているのかな。
3)新しいグローバルネットワーク
これに大しては100%アグリー。僕は、インターネットの出現はネットワークの革命だと思っています。ネット上だと、リアルな世界に比べて非常にカンタンにリンクできるし、カンタンにフュージョンしてしまう。このことを実感できているか、それとも「よくわからない・・・」というのか。この差はどうしようもないくらい大きい。新しいネットワークの感覚、ここで言うデジタルネイティブの感覚がイメージ出来ない方々は、相当危機感を持った方がいいと思う。おいらが「モバイルのネットワークを実感出来ていない危機感」と同様にね。
デジタルネイティブ。「どういう事なのか説明してくれ(または教えてくれ)」と言われても、「体感するしかないんだよ」と答えるしか無いんだよね。いつも考える事をもう一度確信した一日でした。
Fooooo.comの日本語版をリニューアルしました
投稿日時: 11月 10, 2008 カテゴリー: DESIGN, Fooooo, WEB | Tags: Fooooo, WEB DESIGN 1件のコメント »お仕事のアップデートのお知らせです。10月から参加しているWEBサービスのプロジェクト、動画検索エンジンFooooo.comのデザインリニューアルを完了しました。今回のデザインリニューアルのポイントは以下の通りです。
『動画検索エンジンFooooo』とは
国内外100の動画サイトから約2億5000万件の動画が検索可能で、日本 で一番利用されている動画検索エンジン。 (Alexaの統計情報 2008年10月調べ)。 2007年3月にリリースし、2008年には月間5,000万ページビューを達成。 11ヶ国語に対応したインターフェイスを用意し、国内Webサービスとし ては珍しい、ユーザーの約半分が海外からのアクセス。 2007年アメリカのRead/WriteWebで動画検索エンジントップ10に選出。
(1) ロゴマークを新しくしました。
今までのロゴもそこそこ好きだったのですが、ショルダーキャッチを入れたのと、これから長く使って行ける普遍的なロゴデザインにしたいなあと思い、さまざまなラフスケッチを経てこのようなデザインになりました。サイトカラーのグリーンは、今までのサイトのカラーを踏襲しながら、明るいイメージを持たせたいと思い、グラデーションを入れました。WEBサイトのデザインイメージは、ロゴマークのイメージスケッチと併せて、さまざまなデザインパターンを吟味し、紆余曲折の末に現在のWEBサイトイメージに決定しました。
(2) WEBサイトのレイアウトグリッドを整理しました。
導入したグリッドは960 GRID SYSTEMを参考に、構造的な整理をしつつ、サムネイル表示のパターンやランキング/ブログ表示のカテゴリーナビゲーション、ヘッダー&フッターなど全てのページにわたってGRIDで整理し、レイアウトをしました。今回参考にさせてもらった960 GRID SYSTEMですが、ポータルサイトやコミュニティーサイトなど、情報量の多いWEBサイトを設計する時には、かなり参考になると思います。まだチェックしていない方は是非ご覧になってください。
今後は、Fooooo.comの機能追加に関わるWEBサイト構築と、多言語対応のWEBサイト構築を行って行きます。
皆様からの叱咤・激励・ご指摘・ご要望など、喜んでお受け致します。よろしくお願い致します。
罪を憎んで 音楽は憎まず
投稿日時: 11月 4, 2008 カテゴリー: MUSIC, NEWS | Tags: 小室哲哉 コメントを投稿 »エイベックス、小室逮捕でglobeの全曲配信停止/CD発売中止
−「@MUSIC HD Sound」も中止。「捜査の行方を見守る」11月4日発表エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社は4日、契約アーティスト「globe」のメンバーである、小室哲哉氏が逮捕されたことを受け、今後予定していたglobeのCDの発売を中止。音楽配信でも全曲配信停止することを決定した。4日現在、エイベックス ネットーワークが運営している高音質音楽配信サイト「@MUSIC HD Sound」にアクセスすると、配信停止の案内が表示されている。
小室容疑者が詐欺容疑で逮捕されたことを受けてのもの。エイベックスは「容疑の詳細を未だ承知しておりませんが、逮捕されるという事態が生じたことは大変遺憾なことであり、今後の捜査の行方を注意深く見守りたい」とコメント。11月26日発売予定だったシングルCD「Get Wild」と、12月17日予定のシングル「Self Control」の発売中止。globeの音楽配信全曲停止を決定したという。
なお、24bit/96KHzなどでglobeの楽曲を配信していた「@MUSIC HD Sound」では配信が停止されており、同様のファイルを配信していたオンキヨーの「e-onkyo music store」、USENの「OnGen USEN MUSIC SERVER(OnGen)」でも配信が中止された。
詐欺事件がらみで小室さんが逮捕された件に関して、事件としてメディアが報道をするのは構わないし、今回の事件のタネが「楽曲の著作権を譲渡」をめぐっての事だけに、センシティブに扱わなくてはならない事だと思うが、アーティストが犯罪を犯した事と、お客さんが楽曲を楽しむ(買う)のって話が違うだろう。
小室さんのリリースしてきた音楽は、あまり好んで聞く方ではなかったけども、10年以上(20年近く?)もの間、同じ時間を過ごしてきたのは間違いない。今になって「あの曲が聞きたい」と思う人も多いのではないかと思うし、レコード会社はそういう人達に楽曲を提供するのが役目なのだと思う。
何年前の話だか忘れたが、テクノミュージックやレゲエミュージックのCDを買いにくる客は「大麻」を吸っている人が多いからその手のCDを売り場で扱うのはどうか、なんてナンセンスな質問を投げかけられた渋谷のタワーレコードの方の言葉。(人づてに聞いたので確証なし・・・)
「私たちは麻薬を売っているわけではなく、音楽を売っているんだ。」
小室さんの一連の顛末からなんとなく感じた事。音楽を作ってきたアーティストはゴミのように捨てられ、コピー屋と利権屋に振り回されている、私にはこのように見える。この事件の事について、近々ちょっとよく考えてみようと思う。
国内アナログレコード小売り大手のCISCO RECORDSが倒産か。
投稿日時: 11月 2, 2008 カテゴリー: MUSIC, NEWS | Tags: CISCO RECORDS 1件のコメント »国内アナログレコード小売り大手のCISCO RECORDSが倒産か。
日本国内でアナログレコードショップや販売網を展開していた老舗のひとつ、CISCO RECORDSが倒産した模様。
ここ数年のCDはもとより、アナログレコードの販売不振が続く状況から、CISCO RECORDSは昨年12月にすべての実店舗を閉店。今年はオンラインを中心とした通信販売で営業を続けていたが、現在はウェブサイトがサーバメンテナン ス表示のみとなっている。CISCO RECORDSの経営母体である株式会社シスコ・インターナショナルは10月31日付けで「業務廃止」を掲示、改めてアナログレコード受難の時代を印象づ けることになった。
同じくアナログレコード販売で有名なMANHATTAN RECORDSを運営するLEXINGTONも一時経営難から昨年11月にハウス店をクローズするなど業務内容を刷新。また渋谷のレコードショップ Home Bass Recordsも今年初めに実店舗を閉店、中古レコードを扱っていたSounds of Blacknessもクローズなど、アナログレコード販売の不振は深刻な状況にある。
2008/11/02
http://notrax.jp/news/detail/0000005514.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000002-notr-musi
おいおいまぢかよ。なんだかなあ。
設問(1)ユーザビリティが優れていると思うサイトとその理由を列挙してください。海外のサイトでも構いません。
投稿日時: 11月 1, 2008 カテゴリー: Uncategorized コメントを投稿 »設問(1)ユーザビリティが優れていると思うサイトとその理由を列挙してください。海外のサイトでも構いません。
まず 迷ったのが、「ユーザビリティが優れている」といっても「どういう方向性で優れているのかが明示されていない」ということ。クライアントが求めている答え が、インフォメーションアーキテクチャの部分で優れているサイトなのか、インターフェイスデザインの優れているサイトなのか、それともWEBサイトエクス ピアレンスとして優れているサイトなのか。難しく考えすぎたのかも知れません・・・・んでも、自分の中では「ユーザービリティが優れているサイト」と言わ れると、ものすごく沢山のWEBサイトが出てきたので、困りました。
[ 私の答え ]
ユーザビリティを優れているサイトのポイントをいくつか列挙。(1) 溢れている情報を最小限にしぼる。そうする事でメインの機能が引き立つ。視認が早いインターフェイスにする。テキストをアイコン化してあるなど。(例)PhotoshopのUI。(2) ユーザーが使っていくうちにカスタマイズ。使う側にデザイン依存する。(3) 見えない機能をイメージ化する。動きとか。キャラクターとか。(例)NortonDiskDoctorのノートン先生、PostPet。プレステの「バイオハザード」Diskを読み込む時に出てくる「ドアが開くアニメーション」。(4) 最終的には、そのインターフェイスを使っている事すら忘れている。これがベスト。以上の4点のいずれかを満たしているサイトが、僕個人的には好み。
(1) 「情報と機能を最小限にしぼる」
「Google」http://www.google.co.jp
言 わずと知れた「モンスター検索エンジン」です。まずは、クライアント(今では自分の会社)が検索エンジンの開発をしていたので。ただ、Yahooなど一般 ポータルなんかと違う所を強調しました。Googleの場合、さまざまなサービス、検索、メール、地図、NEWSなど、一つ一つのサービスが「独立」して いる所。なんでも揃う総合デパートではなく、一つ一つが独立した、しかも超シンプルな機能を持ったWEBサービスの集合体であるという「インターフェイス」、それが優れている。と説明しました。
「Yahoo.com」http://www.yahoo.com/
「Google」の説明に対応させるように見せたのが「Yahoo.com」。しかも1997年当時のWEBサイトキャプチャをWEB Archive Wayback Machineか ら引っ張ってきました。YahooのWEBデザインはこの当時のデザインが優れていると説明しました。ディレクトリ型検索エンジンをシンプルに表現してい るインターフェイスデザインは、1997年当時(僕がWEBサイトデザインを始めて間もない頃)衝撃的で、このデザインを超えるにはどうしたらいいのだろうと、仲間のデザイナー達と考えていたのを思い出します。
日本では、なんでも詰め込み型のポータルが全盛していましたが、「情報の洪水」になってしまい、実質的にはユーザビリティーは低下しているのではないか。自分自身がポータル型サイトを利用していない事と、ひとつひとつのWEBサービスがシンプルになっていて、それぞれが他のWEBサービスと繋がって行く・・・そんな世界のWEBサービスのトレンドなのでは、という話をしました。
(2) ユーザーカスタマイズ
Googleの話をしたのでiGoogleの話も絡めて「ユーザーカスタマイズ」の話へ。
「Netvibes」http://www.netvibes.com/
ユーザーインターフェイスを向上させて行こうとすると、やっぱり避けて通れないのが「ユーザーカスタマイズ」。そりゃそうだ、人はみんな「違う」んだから。使う人にとって使い易いWEBサイトにカスタマイズできるようにするのが正解。私はiGoogleではなくNetvibesの方が好みです。なぜなら、私の使い方はiGoogleでは出来なくてNetvibesでは出来る事があるから。これぞマイインターフェイス。
しかもNetvibesの優れているのは「ユニバース」という機能で、WEBサービスを「どのように使うと便利なのか」の例を提示している事。iGoogleも機能としては同等に優れているが、僕自身最初は上手な使い方が分からなかった。フリーランス時代におつきあいしていた中小企業の経営者の方々ならなおさら。どんなにすばらしいWEBサービスでも、うまい使い方の実例を見せてあげる事は非常に大事な事だと説明しました。
(3) 見えない機能をイメージ化
さて、ここからが発想の見せ所。今の時代はIAやUIだけでは語れない。クリエイティブとテクノロジーがすごい所でコラボレーションして、WEBサービスは優れたユーザビリティを持つ事が出来る。
「Zoomii.com」 http://zoomii.com/
このサイトは面接の3日前くらいに見つけたサイト。「自分の本棚をネット上に持つ」というサービスを、WEBブラウザ上にとてもシンボリックに表現している。サイトを見れば分かるけど、それぞれの本のビジュアルがamazonから引っ張ってきてるんだぜ。「本棚」のテクスチャの上に並べて置いてある、その事でとてつもない情報量がユーザーに届いていると思う。すばらしいユーザビリティを持つWEBサイトだ。
「Yahoo PIPES」 http://pipes.yahoo.com/pipes/
このサービスが出現した時も衝撃的だった。僕自身、APIやらGadgetやらに関しては、イメージとしては理解しているつもりでも、プログラムは初心者に毛が生えたレベルで、実際にはどうにもならない。でも、Yahoo PIPESのインターフェイスを見よう見まねでいじってみると、プログラムがどのように書かれているのか分からないが、欲しいものは完成してしまった。私が20歳の時に初めてPhotoshopをいじり始めた時に感じた感覚に似ていた。私の中では「優れたユーザビリティを持つWEBサービス」と言える。
「Hobnox Audiotool」 http://www.hobnox.com/audiotool.1046.en.html
10代後半〜20代前半の数年間ギター少年だった私は、このミュージックインターフェイスに並んでいるエフェクターは、アナログの実機ですべて触った経験がある。音楽系アプリケーションのCUBASEなんかもそうだが、「コンピューターが出現する前のインターフェイスを踏襲する」という手法は、私や私の先輩の方々には入り込み易いだろう。ユーザビリティというのは「人間が積み重ねてきた歴史」を見る事も重要なんだと実感しました。
私がWEBサイトのクリエイティブを考える時に、キーとなるアイデアだったり、ブランディングに大きく影響を与えるイメージを考えるとき、新しいものを突っ込むのではなく、既存のシンボルを探します。答えはすでにそこにある事が多いんです。
(3) 使っている事に気づかない
Japanizeアドオン http://japanize.31tools.com/
最後に、私が「WEBサービスのインターフェイス」として一番気に入っている「Japanizeアドオン」についてお話をしました。これはFirefoxやIEのアドオンです。海外のWEBサービスのナビゲーションの部分だけ自動的に日本語化されます。実際、私のPCにはずっと入っているため、友人のPCや客先のPCでWEBサイトを開いたりすると(当たり前ですが)全部英語のままでビックリします。ユーザーがそれを使っている事を意識しないのに、なくてはならない存在になっているサービスをデザインし、そのサービスによって、今まで超える事の出来なかった次元を超える事が可能になり、世界中の人々がより豊かな気持ちになる。これが私の目指すゴールです。
こんな感じの素材を事前に用意して面接に望みましたが、一つ一つの説明はさらっと1分くらいの時間でした。こうやって文章にまとめると、なんだか理屈っぽい嫌な感じですね。よく採用してもらえたな俺。

